1. HOME
  2. 導入・活用事例
  3. 無線LANネットワーク構築AP設置工事

導入・活用事例

Works

無線LANネットワーク構築AP設置工事

80m離れている建物同士にネットワークを構築。無線LANエリアの拡張

 

課題と背景

Kpnetworks株式会社 NOEX group様
 
所在地    茨城県つくば市東光台5-9-5 BF1
ホームページ https://kpnetworks.jp/
 
Kpnetworks株式会社 NOEX groupは、無線LANネットワーク構築の専門企業として、オフィスや公共施設における高品質かつ低コストなネットワーク設計・施工を提供しています。
高品質かつ低コストでのネットワーク構築を目指し、柔軟な設計と施工を強みとされています。
 
2020年、ニダック株式会社 高萩工場様において、以下のような課題を抱えるネットワーク環境に対し、無線LANアクセスポイント「KPWL-0300H」を活用したバックホール通信技術を提案し、配線の簡素化とコスト削減を実現しました。
 
設置前の課題
・設置コストが高額になりがち
・工場建屋が3ヶ所あり、空中配線が必要
・屋外からの引き込み箇所が多く、劣化リスクが高い
・断線時に、断線箇所の特定が困難
 
バックホール通信技術とは
バックホールとは、通信ネットワークにおいて「末端のアクセス回線」と「基幹通信網(バックボーン)」をつなぐ中継回線のことです。
ユーザーが利用する端末(スマホやPC)とインターネットの中心部をつなぐために、複数のネットワーク機器が連携します。その中継部分がバックホールです。
バックホール通信技術とは、ネットワークの中継部分を担う通信方式であり、親機と子機(アクセスポイント)間の接続を構築する技術です。
 
詳細は、以下の導入事例ページをご覧ください。
 
 
 
 

サービス(製品)の特徴

本製品は、HUBやルーターと親機の接続のみLANケーブルを使用し、それ以外の増設アクセスポイント(AP)はすべて無線接続が可能です。
これにより、LAN配線工事の手間とコストを大幅に削減し、導入が容易になります。
 
子機側はバックホール接続に対応しており、LANケーブル不要で親機と通信可能。
建物間や屋外など、配線が困難な環境でも安定したネットワーク構築が可能です。
 
また、動作温度範囲が-20℃~50℃であるため、屋外設置にも対応。
最大200台のPC・スマートフォンを同時接続可能 であり、大学の教室や講堂、イベント会場など、大規模利用にも最適です。
幅広い用途で活躍できます。

導入効果やお客様の声

「課題と背景」で取り上げた問題点に加え、現場では以下のような追加課題が存在していました。
 
・工場建屋間の距離が最大80mと長く、短期間での再配線が困難
・建物同士のガラス窓による電波減衰により、アクセスポイントへの電波強度が不足 
 
Kpnetworks株式会社 NOEX groupは、これらの課題に対し別オプションで指向性アンテナを採用。
通常のダイポールアンテナとは異なり、電波を一方向に集中させることで、遠距離への安定した電波送信を実現し、KPWL-0300Hのバックホール通信技術に加え、Kpnetworksの技術により課題の解決を実現しました。
 
導入効果
再配線不要の構成により、設置作業が迅速に完了
ケーブル劣化リスクの回避
電波減衰の影響を抑え、アクセスポイント間の通信を確実に維持

アフターサービス

APご購入時に保守契約(有償)をご契約頂きますとセンドバックサービス+電話問い合わせサービスを行なっております。
保守契約期間は、1年、3年、5年をご用意しております。
ご利用いただいている機器に故障があった場合は、3 営業日以内に新しい機器を発送いたします。
発送前に動作検証を行い、工場出荷時設定にて発送させていただきます。
お客様にて設定情報を前もって控えて頂き、代替機への設定をお願いいたします。
※機器の交換はお客様にてお願いいたします。現地での対応をご希望される場合は別途有償対応となります。
 

導入コストの目安

機器本体および工事費を含め、税抜60万円にてご案内しております。
※上記は参考価格となります。実際の金額は、工事場所や設置内容により異なりますので、詳細はお打ち合わせの上で決定いたします。